治す、癒やす、日本人の処方箋

先人の知恵

日本人は、昔から、どのような健康法をやってきたのでしょうか。西洋医学が入ってくる以前は、和漢生薬しかなかったわけで、それをいろいろに処方してきた歴史があります。でも、和漢生薬も一部の裕福な人だけで、ほとんどの人が民間療法というものに頼ってきたのではないでしょうか。怪我をしたら、この葉っぱの汁を塗ればいい。お腹が痛くなったら、この枝をかじればいいい。

現代人が知らない、すごくたくさんの知恵が日本の各地に残されています。ただ、何もしなければ、それらの知恵は時代とともに埋もれてしまいそうです。諏訪エリアというか、もう少し広げて、信州には、薬の奥深い歴史があります。まず足元から探って、その知恵を子供たちに残すことができればいいな。そんな思いで日本に古くからある「先人の知恵」を紹介していくコーナーを設けました。